スーパーカブ90カスタムに太いタイヤを入れた

ようやくカブに太いタイヤを入れた話。

ちょっと、チェーンの張り具合に偏りがあったので、事務所近所のバイク修理屋さんに行ってみた。で、チェーンを見てもらったトコロ

「あー、チェーン伸びちゃってるね。偏りってのは、伸びているトコロと、伸びていないトコロがあるから偏るのよ。いきなり壊れることは無いけども、何かの拍子にドリブンスプロケから外れる可能性はあるよ。あ、ドリブンってドライブの受動態だから、後ろのスプロケね。英語わかる?せっかくだから、チェーン交換してみる?あ、自分でね。チェーン交換の基本は、ドリブンスプロケも一緒に交換だからね。横着しないでね。タイヤもツルツルだから、タイヤと一緒に交換しちゃうと楽だよ。どうする?」

って流れで次の日には純正チェーン(98ピン)とドリブンスプロケ(39T)ゲッツ。急いでタイヤを注文して、先週の土曜日午後に全て到着。


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ホワイトレター

早速ポスカ(中字)でホワイトレター化。締まる。格好いい。

注文したのは、前後共にダンロップのK98。3.00-17。純正が2.50-17なんで、太さは0.5インチ*25.4=12.7mm増。このてのタイヤは扁平率ほぼ100%なので、半径12.7mm、直径で25.4mm増。


前タイヤ交換

早速装着。前のタイヤ、ブレーキワイヤーと走行計のワイヤーを外したら軸を取る。

めちゃ楽に外れる。

超簡単。

右に見えるタイヤレバー。3本あるけど、真ん中の小さいの。これだけで充分。返しが大きいと、タイヤをはめた時に、中のチューブに引っ掛けてチューブに穴が。

リムの中。錆はまだない。まだ。きっとそのうち。

で、装着。干渉なし。カブのフロント、純正リムで3.00-17余裕。


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後タイヤ交換

次いで後輪。後輪の軸にかかる前に、ブレーキワイヤーと、位置決めのアームを外す。このアームのナットには割りピンが付いているので、純正注文しとくと割と幸せになれるっぽい。

軸には後ろから見て、右側に14ナット。左側の外側に19ナット(アクスルナット)、内側に23ナット(スリーブナット)。

右の14をメガネで留めて、左の19を緩める。と、軸がスコんと抜ける。左内側の23は?

いい疑問です。実はカブ、後輪のリムとスプロケは機械的に繋がっていないスゲーメンテ楽チン構造なんです。

ちょっといい写真がないので恐縮ですが

中心のベアリング周辺に窪み(凹)。

で、ドリブンスプロケの背中に凸。

この凸が凹にハマり、駆動しているわけ。

せやかて工藤。

で、調子に乗ってちゃっちゃっとタイヤ交換。実はこれチューブ3つ目。先ほど書いたとおり、返しの大きなタイヤレバーを使った結果、組んでる途中にチューブを破損してます。いい経験。


チェーン・ドリブンスプロケ交換

さて。いよいよチェーンとドリブンスプロケ交換。バイク修理屋さんに教えてもらった手順は

  1. チェーンカバー下を外す
  2. チェーンカバー上を外す
  3. 古いチェーンは付けたまま、古いチェーンピンを外し、そこに新しいチェーンを取り付けて一周回す。すると、ドライブスプロケはそのままでチェーンが交換できる。素敵。
  4. 先ほどの23ナットを外し、ドリブンスプロケを外す。

デーン。後ろに写っているのは古いチェーン。燃えないゴミの日に廃棄処分。ちなみに、スプロケを留めている4つのナット。相当肉薄のメガネじゃないと端が干渉します。丁度肉薄のボックスレンチがあったんで良かったけど、それがなかったら詰んでた気が。

それと、その4つのナット。相当硬い。先程の凸部を万力に当て込んでナットを緩めるか、タイヤ側の先ほどの凹部に入れて、タイヤを押えてナットを緩めるか。丁度そこに万力があったんで良かった。偶然は2度続いたので、これは偶然ではない。

カブのタイヤ選択

 

スーパーカブのタイヤを太くしてから気付いたこと


カブ。すごい楽しい。乗って楽しい、弄って楽しい。こんな乗り物は三菱ジープのJ53以来。

しかし風防。なんとかしたい。が、冬が始まるのである。正味キツい。

太いタイヤにして気付いたこと

カブにつけた保険

カスタムの方向性

角目カブのショートテール化

カブのリアショックを交換

中免取得

ガソリン缶携行

風防を外した

↓キャンツーの道具。

キャンプツーリングに持って行く道具一覧(テントシート編)


買ったもの

【DUNLOP K98 3.00-17をwowmaで見てみる】

カブに乗るということ