スントのベクターが壊れないんでずっと使っている

SUUNTOのVECTORの話。

購入したのは1999年とか。

20年程前。

姫路の登山屋さんで。

店の人が、「この前、富士山に行ったら頂上に木村拓哉さんがいてびびったわー」

って話をしてて、あららー登山って流行ってるのねー。

って思った20年前。


ベクターかプロトレックか

当時、登山に使える時計は、ベクターの他にはプロトレックしかなかった。

が、当時のプロトレック。見た目が酷かった。

文字小さいし、なんかデコボコ変な突起あるし、情報ごちゃごちゃ多すぎるし。

線が多すぎる日本車みたい。ひどい。

プロトレックの横にベクター置いてあったら、自然にベクター選ぶでしょ普通。

メインの文字大きくて見やすいし、スッキリした外観でッシュっとしてるし、必要な情報しか表示してないのでわかりやすいし。

北欧デザインさすがっす。


主な機能

これが登山用の腕時計だ!!!!!!

なんて言われてるのかというと、こんな機能がついているから。

  • 高度計
    5m単位での表示。
  • 気圧計、温度計
    mbar(=ヘクトパスカル)表示の気圧計と温度計。
  • コンパス
    水平器付きなんでかなり正確。

更に、全ての機能でログが取れる。

気圧なんか、画面左上に占用の窓がついていて

あー今、気圧下がってきてるわーそろそろ天気悪くなるわー(予想)

ってのがわかる。


機能の実際

登山時の高度って、10m単位で分かればいいんで、5m単位ってので充分。

気圧と温度に関しては、風を受けると気圧が変わるし、腕に付けておくと体温で気温が変わる。

んで、気圧と温度を測るときは10分程放置がいいみたい。

コンパス!

充分。

8年程前に雪解時の富士写ヶ岳~火燈山縦走をした際、3回道を見失ったんだけど、地図とこのコンパスでなんとか生還できたのはいい思い出。

アラームが3つ設定できる。

これ地味に有り難い。

朝、7時20分までに飯を終えて、7時35分までに身支度を終えて、7時45分に家を出る!

ありがとうベクター。

(音量はそれなりなので、起床には使えない。※あくまで個人の)


劣化の実際

で、20年使ってどーなのよと。

表面のアクリル板は擦り傷多数だけど、モチロンそれが原因で文字盤が見にくいなんてことはないので問題なし。

SUUNTOってでかでかとプリントされた文字は既に消えている

SUUNTO!ってアピールする必要ないんで問題なし。

ベルト。樹脂製のものなんだけど、2回交換してます。

使い方によっては切れます。

電池蓋。これは毎回もしくは2回に一度交換したほうがいいっぽい。

(電池はおおよそ1年8ヶ月程もつ。)

汗や水分などで固着する恐れがあるので、半年に一度は蓋を開けたり閉めたり。

ベルトも電池蓋もまだ流通してるっぽいけど、2015年に生産終了したベクター

いつなくなるかわからないのでベルト*1、電池蓋*2のストックは欠かせないとか。

ただひとつ、2ヶ月程前からプラスボタンの戻りが悪い。

クリック感はあるんだけど、ボタン自体がシャキっと戻ってこない。

心配。


総評

20年前の腕時計を未だに使っているのは、機能、外観、使い心地、アフターフォロー、全て満たしており、不足がないから。

壊れるまで使う予定。