薪割り機を買った

手で割る時間が取れなくなってきたんで、エンジン油圧式15t用の薪割り機を買った話。

本来、薪割りは手で行おうと思っていた。

が、最近の夏の暑さと冬の天候の悪さ具合に、貴重な休日が奪われ、一年近くも原木が家の前に放置状態。

ご近所さんから見たら、あらやだあの家、一年近くも家の前に木なんか置いておいて、旦那さん亡くなっちゃったのかしら。

とか

家の前を通る、知らない人が見たら、あらやだあの家、家の前に木なんか置いておいて、旦那さん亡くなっちゃったのかしら。

とか。

とにかく、家の前に原木放置は亡くなった疑惑がぷんぷんし出すとか田舎の定石なんで困る。

で、旦那生きてるぞアピールは他にいくらでも方法があるんだけど、今回はコレ。

薪割り機買ったった。


薪割り機に必要なスペック

一口に薪割り機と言っても、手動、電動、エンジン式と、動力に種類があるが、どの動力でも、油圧を使って薪を割る方法に違いはない。

で、一般的な薪ストーブで使うくらいの薪を割る場合、最低7tとか13tとか必要と言われている。

この幅がありすぎる数字のmax側13tってのを信じてゴーゴゥ先生に聞いてみると、電動はだいたい7t程度まで。

手動?手動選ぶなら手で割りますね。労力的に。


選択

で、エンジン式を選ぶことになるんだけど、一昔前はエンジン式薪割り機を探そうものなら信頼性から有名メーカー一択で、値段も20万とか40万円とか。

それが昨今の中華メーカーの躍進により、10万円程度から買えるなんて、とても俺得ないい時代。

油圧の規格も細分化されており、扱う原木サイズに合わせた選択が可能になっている。

ここで選んだのが15tタイプ。最低の13tを超えるmin側を選択。

扱う原木が太くても直径30cm程度なんでこの辺りで。


弱点

エンジン式薪割り機の構成は、エンジンと油圧ポンプとフレーム。

フレームが華奢だと、使ううちにフレームが歪んできて不具合が出るとか。

メーカーもこの辺り重視してるんで、部材が凄い。

凄いんで、部材厚がそのまま重量に反映して、平気で100kgとか200kgとかに。

運搬を考慮して、どのタイプでも車輪は付いているんだが、なんぼタイヤ付いていても、100kgを超える重量物なんで、なるべく軽いほうがいいでしょ。

油圧はポンプとシリンダーのシール劣化が弱点というか、消耗箇所。油が漏れてきたら部品交換できるメーカーか、確認が必要。

エンジン。こればっかりは信頼性重視。今回選んだメーカーが使うエンジンは中国のメーカー。調べるとwebが出てきて、各種エンジンを扱っているメーカーってことが判明。少し安心。

JiangDong社製 JF200

なんかあっても部品注文が出来る。
しかもエンジンオイルはカブと共通の10-30W。
排気量は200cc。思ってたよりデカイ。


組み立て

こんなんで送られてきた。

ローカライズされた説明書が付いていて、組み立てもフレームにハンドルとタイヤ、エンジン、油圧シリンダーをボルト留めするだけの簡単作業。

しかし、物が重いので、二人作業おすすめ。

以前、ローバーのテールランプがインドから送られてきて、十字が切っていないネジ山を見たときに、日本製の素晴らしさを知ったんだが、今回はナットの数を数えられない方が梱包したらしく、13mmのナットが一個足りなかったとか。

モーマンタイ。


そして使ってみた

いつもなら、あーこんだけ切ったら割るの大変だからこんくらいにしとこうか、とか妥協しながらの玉切りだったけども、今回は違う。

全部切ったる全部。

って勢いでの玉切り。

でも、調子に乗ってると、チェーンソーのエンジンが焼けそうなんで、給油2回分でストップ。

エンドレス。正にエンドレスで割れる。

10万円程度でこの省力化になるのならば、全ての薪割り人にオススメしたい。

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